社交不安障害(社会恐怖)⑧ 口が渇く 声が出ない

社交不安障害、社会不安障害、SAD

社交不安障害の治療には、薬物療法、精神(心理)療法があります。

薬物療法としてエビデンスが高いものは、
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)、
があります。

社交不安障害においては、効果発現までには時間がかかることが示されており、
高用量を半年以上内服することが望ましいとされています。

なお、症状が良くなっても薬はすぐにやめず、半年から1年くらいそのまま続け、
それから徐々に減らしていくようにします。

SSRIやSNRIを急に中止すると、断薬症状といって、
頭痛、めまい、感冒様症状などが出ることがありますので、
必ず医師に相談し、指示通りに服用または中止するようにしてください。

また、薬物療法にて不安が改善したところで、
行動面を変化させるように取り組んでいく必要があります。

精神療法として、認知行動療法が有用とされています。

天王寺しみずクリニック メンタル・心療内科・精神科

大阪市阿倍野区 心療内科・メンタルクリニック

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